ダイエットを頑張っているのに痩せないという人は、痩せない理由があります。
なぜ、痩せないかよく考えて行けば本当の理由が分かってきます。
分かると対策ができます。
痩せない理由は、食べ過ぎていることが理由ですがなぜ食べ過ぎているか考えて行きます。
運動していても、食べてないと思っていても、痩せない人は摂取カロリー≧消費カロリーになっています。
目次
食べている量を把握してない
痩せない理由の一つに摂取カロリーと消費カロリーを本当に分かっていないことがあります。
食べ物は、ほんのわずかの量で体重は変わってきます。
例えば同じ年齢と身長で体重の違う人がいるとします。
年齢30歳、身長160㎝で
A子 45㎏
B子 70㎏
運動量が同じ場合(ほとんど運動しない)
A子の基礎代謝は1229.5kcalで総消費カロリー1598.3kcalになります。
B子の基礎代謝は1460.7kcalで総消費カロリー1898.9kcalになります。
A子とB子の消費カロリーの差は約300kcalなのでご飯茶碗大盛り1杯分くらいです。
毎日、飯茶碗大盛り1杯分くらい余分に食べると体重はこれほど違ってきます。
もし、A子とB子が同じ量の食事をしていてこれだけの体重の差があるのであれば、A子は300kcal分どこかで消費していることになります。
例えば、家の中でもちょこちょこ動いていることが考えられます。
家事をしっかりするだけで300kcal近く消費カロリーはあります。
わずかな食べる量の違いでこれだけ変わるのです。
痩せない理由は、自分が食べている量をきちんと把握してないことが原因かもしれません。
よく動いている人や運動していても食べ過ぎていては、痩せることはできません。
消費カロリーは個人では正確には計ることはできません。
摂取カロリーは、ある程度正確に計ることができます。
体重を維持しているのなら摂取カロリー=消費カロリーになるので消費カロリーもある程度は分かります。
中にはカロリー計算のやり方を勘違いしている人もいます。
インスタントコーヒー5gで14.5kcal、上白糖5g19.2kcal、マーガリン5g38.5Kcal。
これだけを摂るのと摂らないのでは体重5㎏以上も違ってきます。
痩せない理由は、自分が食べている量をきちんと把握してないことが原因かもしれません。
カロリー計算を毎日していると大変です。
一番簡単な方法は、毎日体重を量り、痩せないのなら食べる量を少し少なくします。
それでも痩せなければまた少し少なくします。
毎日体重と相談しながら食べる量を決めていくのです。
これができれば必ず痩せることができます。
誘惑に負ける
ダイエットに失敗する人の多くは誘惑に負けてつい食べてしまうのではないでしょうか。
痩せない理由は、ほとんどがこれが理由です。
それではなぜ誘惑に負けるのでしょうか。
誘惑に負けるのは、食べるという行為が本能でもあり快感でもあるからです。
本能や快感に負けないようにするにはなかなか大変です。
誘惑に負ける時はどんなときでしょう。
ご飯を余分に食べる
ご飯を余分に食べるのは、食べるものが多いからです。
食べる量を決めてこれ以上食べないと決めるのが一番です。
しかし、誘惑に負けてそれができないのが現状かもしれません。
余分に食べないようにするには少ない量で満腹感を感じれば余分に食べないようになります。
よく噛んで食べる
ゆっくりよく噛んで食べると少ない量で満腹感を感じます。
噛めば噛むほど痩せるという実験データもあるようです。
※食べる量が同じなら早く食べてもゆっくり食べても変わりません。
カロリーの低い食材を使う
コンニャクや海藻などはカロリーが低いのでお腹一杯食べても摂取カロリーは多くなりません。
工夫しだいで、カロリーを下げることができます。
食物繊維の多い物を食べる
食物繊維の多い食べ物は、カロリーも自然と低くなり、お通じもよくなるのでダイエットには最も有効な食べ物です。
食物繊維の多い食べ物は、自然と噛む回数も増え満腹感も感じやすくなります。
固いものを食べる
固いものは、自然と噛む回数が増えます。
噛む回数が多いと、少ない量でも満腹感を感じます。
柔らかい食品をよく噛むよりは、固めの食べ物にして自然と噛む回数を増やす方をお勧めします。
匂い
料理をしていると匂いでお腹が一杯になることがあります。
匂いが満腹感を感じてるという研究者もいるくらいです。
デザートは別腹だとよく言いますが、食事の匂いにでお腹一杯なったつもりだったのがデザートの匂いが違う為に食べれるということです。
また、匂いで食欲を抑えたり上げたりする研究もあるようです。
食べる前に匂いを十分にかいでから食べると食慾が抑えられるかもしれません。
おやつを食べる
おやつを食べてしまうのは、おやつがあるからです。
あやつがあれば、つい余分に食べてしまいます。
おやつの買い置きはしないようにしましょう。
案外なければ、ないで済むものです。
5分我慢する
小腹がすいて、食べたくなったら5分間我慢するといいそうです。
食べたくなる感情は、ずっとは続かず5分ほどでなくなるそうです。
通常の食事の時も食べる時間がなくて我慢しているといつの間にか空腹感がなくなるという経験はないですか。
私は何度も経験したことがあります。
おやつの時は、それほどでもないので5分我慢すれば、食べなくて済むようになります。
意識を変える
おやつが食べたくなったら別なことに意識を向けると食べるのを忘れてしまいます。
夜食を食べる
夜食を食べるのは、夜遅くまで起きているからです。
1日に総カロリーが増えなければいいですが、対外は三食普通に食べて夜食も食べるので総カロリーが増えて痩せない理由になります。
夜遅くなって、どうしてもお腹がすき食べたくなったら飲み物で我慢すると良いと思います。
できれば早く寝るようにすると夜食も食べなくてすみます。
まとめ
痩せない理由と対策を書いてきましたが、今の体重は摂取カロリーと消費カロリーのバランスが取れている状態です。
しかし、身体はいつも脂肪を溜めておこうとしています。
うっかりすると体重はいつでもようしゃなく増えていきます。
体重を維持するだけで、それなりに食べることをセーブしている状態です。
ダイエットするということは、それ以上にセーブしなければいけません。
ダイエットをするには楽ではないと初めから思っている方がスムーズにできるのかもしれません。