レジスタントスターチという言葉は聞いたことありますか。
スーパー大麦にレジスタントスターチが多く含まれているのでダイエット効果があるという内容でした。
私はこのテレビを見て初めてレジスタントスターチという言葉を聞きました。
テレビでは、簡単な説明をしていましたが、どんなものだろうと思って興味をもちました。
それでレジスタントスターチについて調べてみようと思ったのです。
調べて見るとレジスタントスターチは。数年前から知られていて、おにぎりダイエットなどが流行った時にも紹介されてようです。
私は、ダイエットは、食事制限をして摂取カロリーを抑えれば痩せると思って○○ダイエットにはあまり興味がありませんでした。
おにぎりダイエットも聞いたことはありましたが、あまり詳しいことは知りませんでした。
よく調べて見るとレジスタントスターチが関係していたんですね。
目次
レジスタントスターチとは
レジスタント(抵抗性)のスターチ(デンプン)で消化されにくいデンプンのことです。
普通のデンプンは、大腸にいくまでにほとんど消化されてしまいます。
レジスタントスターチは消化に強いので大腸まで残ります。
すると大腸にいる善玉菌のエサになります。
食物繊維も消化されずに大腸で善玉菌のエサになります。
実は、食物繊維は明確な定義がなく、消化されないものが食物繊維という大ざっぱなものでしかありません。
レジスタントスターチも消化されないので一つの食物繊維と言いていいのかもしれません。
大腸の善玉菌が増えると腸内環境が整い、体に良いことがたくさんおきます。
食物繊維には、水に溶けるものと溶けないものがありますが、レジスタントスターチは両方のいいところを持っていると言われています。
レジスタントスターチの多い食品
あずき
小豆はそのままではあまり食べません。
あんこはレジスタントスターチが多く含まれていますが、糖分も多いのでダイエットにはどうかなぁと思います。
おやつにケーキを食べるならあんこが入っている和菓子のほうがいいと思います。
じゃがいも
じゃがいもはご飯の1.5倍ものレジスタントスターチが含まれていて冷ますと2倍になりそうです。
粘り気の少ない米
(もち米より白米、白米よりタイ米)
米にはアミロペクチンとアミロースの2種類のデンプンがありアミロペクチンが多いと粘りが強く、アミロースが多いと固くてぱさぱさした感じになります。
レジスタントスターチは、アミロース多く粘りのないパサパサした米の方が冷めた時にレジスタントスターチになり易いそうです。
米もご飯にして4~5℃に冷やすと最も多くなります。
冷やす時間も大事で、1時間ほどかけてゆっくり冷やすことでレジスタントスターチが増えます。
炊いたご飯をすぐに冷凍するとレジスタントスターチはあまりできないようです。
おにぎり、寿司、パン、冷やしめん、ポテトサラダなどに多く含まれています。
ポテトサラダはレジスタントスターチは多く含まれていますがカロリー的にあまり多くは食べない方がいいと思います。
ポテトサラダを作るときに、極力マヨネーズを少なくして酢を加えたり塩コショウなどを加えることで味がしっかりしてきます。
コンビニなどで買ったおにぎりも一度冷蔵庫で1時間以上冷やすとレジスタントスターチが増えるようです。
レジスタンススターチはダイエット向き?
レジスタンススターチは冷やしたご飯やジャガイモ、小麦粉製品に多く含まれていますが、ダイエットは続ける必要があるので、いつも冷たいご飯はいやですよね。
特に冬になると冷たいご飯はちょときついかもしれません。
コンビニなどのおにぎりは冷めていますが、1度冷蔵庫で冷やさないとレジスタンススターチはそれほど多くないので、冷蔵庫で1時間以上冷やす必要があります。
冷たいご飯を温めるとレジスタンススターチは元のデンプンに戻るのでレジスタンススターチの効果は少なくなります。
レジスタントスターチダイエットは、冷たい食事になります。
レジスタントスターチを意識して多く摂ったとしてダイエットに成功したとしてもその後の維持をどうするかになってきます。
食生活を変えるという意味では、レジスタンススターチはダイエットに向いてなといえるかもしれません。
まとめ
レジスタンススターチダイエットは、継続していくには向かないという結論になりました。
それよりは、食物繊維を意識して摂るほうがダイエットには向いていると思いますね。
するとレジスタンススターチもそれなりに摂ることになるのではないでしょうか。
スーパー大麦も、レジスタンススターチも多いですが、食物繊維が多いのが魅力です。
おにぎりや寿司を食べる時には、レジスタンススターチが多いんだと思いながら食べるとダイエット中でも安心して食べれます。
それに、一緒に食べている人が知らなかったら、レジスタンススターチの話をすれば盛り上がるかもしれませんね。