寝る前に食べると太るというのは、昔から何となく聞いたことがあるような知ってるような気がしませんか。
しかし、なぜ太るのかははっきりしたことは聞いたことがなかったのです。
ネットで調べても夜食や寝る前に食べるて太るのはビーマルワンというたんぱく質のせいだというのが主流のようになっています。
しかし、良く考えたらちょっと違うのではないかと思ったのです。
目次
ビーマルワンとは
ビーマルワンとは、1997年に池田正明さんが発見して時間や太陽の光などで体の中で脂肪を貯めるのを調整するたんぱく質の一種です。
ビーマルワンは夜中の2時に一番多くなり、午後2時に一番少なくなるそうです。
このことがテレビで紹介され、夜中の2時が脂肪を貯めるビーマルワンが多いので寝る前に食べる夜食は太り、午後の2時に食べると脂肪がたまり難いと言われだしました。
違うと思った理由
しかし、食べ物を食べて消化されるまでに1日から3日かかると言われています。
さらに、体の中に脂肪がたまるのは、食べたものがすぐに脂肪になる訳ではありません。
炭水化物などが一度、糖になりそれがエネルギーとなって消費され、残った糖が脂肪として体内に溜まるはずです。
ビーマルワンは食べたものをすぐに脂肪にする力があるんでしょうか。
恐らくそれはないと思います。
だから夜食や、寝る前に食べると太りやすいというのは違うではないかと思います。
夜食は、3食きちんと食べてさらに夜中に食べることが多いと思います。
それで、1日の摂取カロリーが増えるので太るのではないでしょうか。
もし、夕食を抜いて寝る前に食べるとどうなるでしょう。
食べた後、すぐ横になると牛になるというのを聞いたことあるでしょうか。
これは、行儀を戒めたものです。
食べた後、すぐに横になると何か別によくないことがあるのではないでしょうか。
食べた後、すぐ横になると牛になるということから食べた後、すぐ横になると太牛のように太ると思ったのではないでしょうか。
これと同じような感じで
ビーマルワン夜中に増える=寝る前に食べると太る
となったのではないでしょうか
寝る前に食べ物を食べると朝、お腹が変な感じがするときがあります。
それは、朝起きた時に消化されてないものが残っているのでそう感じるのではないかと思います。
寝る前に食べると太る他の理由と疑問
また夜は代謝が悪いから太りやすいという理由があります
しかし代謝は、消費のことなので寝る前に食べると太るとちょっと違う気がします。
寝ている間はエネルギー消費が低いので太る
寝てる間はエネルギー消費が低いというのは当たっていると思いますが、これも消費の事なので食べた直ぐ後とは関係ない気がします。
寝ると吸収率が高くなるというのなら当てはまりますが、そうではないのです。
食べ物を食べてエネルギーとして消費されるのは時間がかかります。
食べてすぐにエネルギーになる訳ではありません。
しかも、朝食べても寝る前に食べても消費される量は変わりません。
消費が少ないからといって寝る前に食べるとは関係ないのです。
食べた後は血糖値が上るのでインスリンの働きで脂肪として体に貯められるので寝る前に食べると太りやすいという理由もあります。
この説は、寝ていて消費が少ないから糖が多く残り、残った糖を脂肪に変えるので太りやすいということです。
ここでも消費のことが出てきます。
消費するエネルギーは、すぐ前に食べた食べ物ではなく、1日から3日前に食べたものがエネルギーとして消費されるのです。
しかし、寝る前に食べようが昼間に食べようが血糖値はあがり脂肪として蓄えられます。
まとめ
寝る前に食べるという今までに言われてきたことを、本当にそうなのかと考えてきました。
その結果、寝る前に食べると太るというのは勘違いであることが分かりました。
夜食は、1日の摂取カロリーが増えるから太るという単純なことでした。
寝る前に食べると太る原因が今の主流のようなビーマルワンですが、なにか解釈のしかたがずれてきているようにも思われます。
太る太らないには関係なく寝る前に食べるとよくないような気がします。
寝る前に食べると胃が活発になり、エネルギーを使い十分に休むことができないのかもしれません。
もし、夜食を食べるなら少ない方が胃にも負担が少なく良いかもしれません。
今回の考えは個人的な考えで間違っているかもしれません。
しかし、多くの「寝る前に食べると太る」という説は、消費が少ない時間と消化する時間の差があることを考慮してないと思います。