玄米ダイエットの正しい方法

 
 
玄米ダイエットというのは、最近あまり聞きませんが、玄米ダエイットのやり方を調べると、白米を玄米に変えるだけというのがたくさんあります。

玄米のカロリーを見ると白米とほとんど変わりません。

それでただ白米を玄米に変えるだけではダイエットすることはできないでしょう。

玄米には食物繊維が多く含まれているので、腸内環境が整いお通じはよくなります。

それで少しはダイエットにも効果があるかもしれませんが、5㎏や10㎏も減量するのでは白米を玄米に変えるだけではできません。

それに玄米は身体に悪いというような間違ったことを言っているサイトも見かけます。

玄米ダイエットは正しい方法ですればダイエットできます。

 

 

玄米ダイエットの正しい方法

先にも書いたように白米を玄米に変えるだけではダイエットできません。

ダイエットの基本は、摂取カロリー＜消費カロリー　です。

正しい玄米ダイエットの方法は、全体的に食べる量を少なくしなければいけません。

玄米を食べ始めのころは、玄米が固く消化が良くないので下痢をするかもしれません。

よく噛んで食べましょう。

よく噛むと自然と食べる量が少なくなります。

馴れてくるとあまり噛まなくなるので意識して食べる量を少なくしないと減量はできません。

玄米ご飯には、いろいろな栄養が含まれているのでおかずを少なくするのも一つの方法です。

どちらにしても食べる総カロリーを少なくする必要があります。

 

玄米の間違った意見

玄米のことをし食べていると危険とか毒とかいろいろなことを書かれています。

しかし、そう言った否定的な意見は間違っていることが多いです。

 

玄米はミネラル不足になる

玄米ご飯を食べるとミネラル不足になると言われていましたが、その理由は玄米に含まれるフィチン酸が、体内のミネラルと結合して排出されるという説からきています。

しかし玄米に含まれているのはフィチンで、フィチンは、豆や種の発芽する部分に含まれている物質です。

フィチンは、もともとマグネシウムやカルシウムと結合しているので体内のミネラルと結合することはありません。

もしフィチン酸であったとしてもフィチン酸は吸収されず出てしまいます。
体内のミネラルと結合することはありません。

そもそも玄米に含まれているのはフィチン酸ではなくフィチンなのでミネラル不足になるという説は、全くでたらめな説です。

 

玄米にあるアブシジン酸の毒性

玄米に含まれるアブシジン酸がミトコンドリアを傷つけ体内酵素を働きを鈍くするという説もあります。

アブシジン酸は、種がある程度の温度にならないと芽を出さないように制御する物質です。

アブシジン酸は玄米だけでなく豆類には必ず含まれている物質です。

一定の温度に上がるとアブシジン酸は無くなり芽を出すことができるようになります。

アブシジン酸は少し温度が上がるだけで無くなるほど熱には弱い物質です。

玄米をご飯にすると熱がかかるのでアブシジン酸は完全に無くなってしまいます。

 

玄米は残留農薬が多い

玄米は残留農薬が多いという人もいますが、全くそんなことはなく農薬が残っていても無視できる量です。

農薬は、米だけに使われるのではなくあらゆる農産物に使われています。

玄米は、米のモミを取り除いたものです。

野菜は、そのまま食べます。

するとどちらが農薬が多いか普通に考えたら分かります。

野菜は大丈夫で玄米は農薬が多いということはないのです。
 

完全栄養食の勘違い

玄米は完全栄養食品と言われます。

完全栄養食品と聞けば、その食べ物だけを食べていれば大丈夫だと思ってしまいます。

しかし、完全栄養食品の定義は、いろいろな栄養が含まれているということで、それだけ食べていれば必要な栄養が全て採れるというものではありません。

玄米だけ食べていれば栄養が足りるという訳ではないのです。

玄米だけでは、タンパク質やビタミンＣなどが不足してしまいます。

白米ご飯であればおかずを30種類の材料を摂る必要があると言われますが玄米ご飯だとずっと少なくても大丈夫なようです。

 

玄米ご飯のデメリット

玄米ご飯はメリットは多いですがデメリットもあります。

固いので消化が悪いです。

柔らかくもっちりと炊くには手間がかかります。

美味しくないと思う人が多いです。

美味しくない理由はプチプチした食感と玄米独特な匂いです。

これが玄米ご飯の最大のデメリットです。

プチプチとした食感は、柔らかく炊くと特に感じます。

固めに炊くとあまり感じません。

玄米独特の匂いは消すことは難しいと思います。

美味しくないと続かないし、不味いと思いながら食べると良いものも悪くなります。

どうしても食べれない人は無理して食べない方がいいと思います。

 

まとめ

玄米は、栄養豊富で食物繊維も多く含まれ腸内環境を整えるのは最適な食べ物だと思います。

したし、それとダイエットは別物です。

ダエイットの基本は、摂取カロリー　＜　消費カロリー　です。

これさえ間違えなければどんな方法でもダイエットできます。

私の体験ですが、私は玄米ご飯にして5年以上たちます。

玄米にしたキッカケは固いご飯が好きで、玄米が栄養的に優れているということで試しに食べたことです。

その時に、美味しいと思ったのでそれからずっと玄米ご飯を食べています。

当初は、白米を玄米ご飯に変えただけでした。

始めは少し下痢をして減量しましたが、すぐに慣れ元に戻りました。

便の状態は良い時が多いです。

それでも体重は変わりません。

ダイエットしたのは、摂取カロリーを抑えたことで成功しました。

白米を玄米に変えるだけではダイエットはできなかったのです。

どんなダイエットの方法でもやり方を間違えば成功しません。

また、ダイエットで一番大事なのは、自分が納得した方法ですることです。

納得しない方法で無理していやいやしてもなかなか成功しないと思います。