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糖質制限

糖質制限の賛成派と反対派の意見

投稿日:2016年10月20日 更新日:


 
 

糖質制限ダイエットは、効果が高く人気の高いダイエット方法です。

しかし、一方では糖質制限は危険だという反対派も多くいます。

ほんとうはどちらなのか気になる人も多いと思います。

糖質制限を反対している人次のようなデメリットを言っています。

・糖質制限をすると脳の働きが悪くなる
・糖質制限すると筋力が落ちる
・糖質制限をするとコレステロールが増える
・糖質制限をすると便秘になりやすい

そこで賛成派と反対派の意見をまとめて考えて見ました。

 



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目次

糖質制限をすると脳の働きが悪くなる

脳のエネルギーはブドウ糖を使い、ブドウ糖は炭水化物からほとんど造られます

炭水化物を食べなくなると血液中のブドウ糖が不足して筋肉の中のアミノ酸がブドウ糖に変わり、皮下脂肪を分解してケトン体ができケトン体が脳のや運動のエネルギーになります。

ここまでは賛成派も反対派も一致した事実のようです。

賛成派

ブドウ糖を使ってしまうと脂肪からケトン体という物質ができてブドウ糖の代わりに脳のエネルギーになるので問題ない。

イヌイット(エスキモー)は、肉ばかり食べているが、脳が支障をおこすことがない。

炭水化物は、早くブドウ糖になりエネルギー源になりますが、摂りすぎると血糖値が急上昇してそれを抑えようとインシュリンが多く分泌されます。

それで血糖値が下がりすぎて低血糖になり脳の働きが悪くなるといいます。

食後に眠くなるのもこの作用のせいです。

糖質の摂りすぎが脳の働きを悪くする。

反対派

脳のエネルギーはブドウ糖で、主に炭水化物から造られます。
そのエネルギー源が不足するので脳の働きが悪くなります。

ブドウ糖が不足してくるとケトン体ができるが、ケトン体ができるには時間がかかりその間、脳に影響はある。

また、ケトン体が作られれるときに酢酸が作られ身体が酸性になり体に悪い影響を与える。

両方の意見に対して

イヌイットは、肉を主に食べていましたが、生肉で内臓も食べていたそうです。

肉食動物も肉ばかり食べているように思いますが、草食動物の内臓も食べているので草もある程度は食べています。

それに生肉にはビタミンも少し含まれています。

糖質制限ダイエットすると脳の働きが悪くなるかどうかは分かりませんが、私の知っている糖質制限をしていた人は、みんな精神的に不安定なところがありました。

自己流でする極端な糖質制限は、よくない気がします。
糖質制限を、あまり気にしすぎるとストレスもたまるのはないでしょうか。

糖質制限すると筋力が落ちる

糖質制限すると、ブドウ糖が不足して筋肉のアミノ酸を使ってブドウ糖に変え、さらに脂肪からケトン体を造るというのは賛成派も反対派も一致していることです。

賛成派

糖質制限をすると筋力が落ちるという根拠もなにもない

筋力が落ちるのは、カロリー制限でダイエットしても落ちます。

筋トレを同時にしないと減量するだけでは筋力は落ちるのです。

糖質制限だけに起きることではない。

反対派

糖質を制限すると代わりにタンパク質を構成しているアミノ酸が糖に変わりますが、必要な糖に変えるには数㎏の肉を食べなければ足りなくなります。

その為に筋肉のタンパク質が使われ筋肉量がどんどん減っていくことになります。

両方の意見に対して

食事制限して筋トレをしなければ、筋力は落ちるのは当たり前です。

しかし、筋トレをしても脂肪が無くなったら次には筋肉を使っていくような気がします。

短期間では、脂肪が取れて良いかもしれませんが、長期間続けると筋肉がつきにくなるかもしれませんね。

糖質制限をするとコレステロールが増える

コレステロールが増えると動脈硬化など血液に悪影響があると言われています。

コレステロールが増える原因は、食生活が大きく関わってきます。
コレステロールが増える主な原因は食べ過ぎにあるようです。

糖質制限をすると、肉類などが増えるので食生活の変化で、コレストロールが増える人がいるようです。

賛成派

一時的にコレストロールが上がる人はいるが、1年、2年と続けていくと下がる。

反対派

コレストロールが増え動脈硬化などの危険が高まる。

両方の意見に対して

糖質制限によるコレストロールの問題は専門家でもいろいろな意見があり、はっきりとしたことは分かってないようです。

生き物は、環境によってそれに合わせ生きようとするので、人間も肉ばかり食べてもそれなりに対応できるように変わってくる可能性はあります。

しかし、食べ過ぎるという事だけは対応しきれないようですね。

その他の糖質関連の意見

イヌイットは、肉ばかり食べているがほとんど生で、しかも内臓を食べていた。
それで栄養はまかなえた。

サルはほとんど炭水化物の食事をしている

アスリートが糖質を摂らないと死んでしまう

環境で身体も変わるので、日本人がイヌイットの真似はできない
 

糖質制限と便秘の関係

糖質制限をして便秘になったという人は大勢いるようです。

糖質制限すると、穀類を食べなくなります

穀類には食物繊維が割と多いので、穀類を食べなくなると食物繊維が不足してきます。

それで便秘になる人が増えるのです。

便秘を防ぐには、糖質制限をする前以上に積極的に食物繊維をとる必要があります。

葉物の野菜やキノコ類は、糖質も少なく食物繊維も多い食品です。

便秘になれば、ダイエットの妨げになるどころか、体のいろいろなところが悪くなってしまいます。

 

まとめ

糖質制限には、反対派や賛成派も含めていろいろな意見があります。

両方のいろいろな意見をみるとどれが正しいのか分からなくなってきます

一番知りたいのは、安全か危険かということだと思います。

反対派の意見ももっとなことですが、それは極端な糖質制限をした場合です。

賛成派の意見ももっともなことが多いですが、これも極端な話のような気がします。

食べすぎて、超肥満の人や糖尿病の人には非常に効果的な方法だと思います。

しかし、それほど太ってない人には向いてないのではないでしょうか。

極端な糖質制限は、普通の人には危険ということでしょう。

少しの糖質制限であれば、ダイエットにも効果があり体にもいいのではないでしょうか。

しかし、人の身体はすごい力があります。

食生活によって腸内フローラが変わって、その食生活に適応した身体になります。

糖質制限も急に変えるとよくないかもしれません。



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