ダイエットに失敗したりリバウンドするには、食欲が抑えられないのが原因です。
ダイエットで成功する人は、この食欲を比較的楽にすることができた人です。
私は、3年前に2か月で8㎏減量して、今でもその体重を維持することができています。
周りで肥満な人を見ていると、食に関する欲求が高い気がします。
また、体重が増えたといいながら食事はしっかりと食べています。
このように、ダイエットに成功する人と成功しない人の違いは、食欲の強さが大きく関係しています。
食欲が抑えれない人は、一度ダイエットに成功してもリバウンドする確率は高いでしょう。
食欲を抑えなければダイエットは無理でしょう。
好きなものを好きなだけ食べ、太りたくない人は、運動して消費カロリーを増やすしかありません。
運動して消費カロリーが増えたとしてもそれ以上に食べればダイエットはできません。
目標体系を維持するためには、ある程度食欲を抑える必要があります。
目次
食欲のメカニズム
食欲には、感覚的なものと生理的なものと物理的なものあると思ってます。
食事をすると、胃に食べ物が入ります。
胃で小さく砕かれた食べ物が小腸や大腸にいって消化されます。
小腸で炭水化物が消化されブドウ糖になり血液にはいります。
血液中のブドウ糖の濃度がある程度上がると満腹中枢に伝えられ満腹感を感じます。
食事の後、エネルギーが消費され血液中のブドウ糖の濃度が下がってくると脂肪を分解してエネルギーを作ろうとします。
脂肪を分解するときにできるのが遊離脂肪酸で、血液中に増えてくると空腹感を感じます。
感覚的な食欲
感覚的な食欲は、お腹一杯食べた後でも目の前にデザートや別な美味しそうなものが目にはいると食べたくなってしまいます。
感覚的な食欲は、いつでもありますが、ほとんどの人はこの食欲を我慢しています。
肥満でも痩せている人でも体重が維持できているのなら感覚的な食欲は抑えられているのではないでしょうか。
生理的な食欲
生理的な食欲は、お腹が空いて、お腹がグーとなるような状態でず。
血液中の遊離脂肪酸が増えた状態です。
生理的な食欲は、生きる為に必要な現象でこれを抑えることはできません。
物理的な食欲
物理的な食欲は、胃の中にどれだけ食べ物が入ったかを感じることです。
胃の緩んだ人は、たくさん食べても満腹感を感じません。
胃が小さい人は少ない食事量でも満腹感を感じます。
胃は、空腹のときは100mlくらいで、食事をすると1500mlくらいにも大きくなるそうです。
フードファイターが10㎏も食べれるのは、伸ばせばそれだけ伸びるということです。
普通の人は、そんなには食べれません。
普段からそんなに食べてないので伸びにくくなって物理的にきつくなるから食べれなくなります。
食欲を抑えれない人のためのダイエット方法
食欲を抑えるためには、脳の食欲と物理的な満腹感が必要になってきます。
胃を小さくする
満腹感を感じるためにカロリーの低い食べ物を食べるというのがあります。
例えば、コンニャクや野菜などのカロリーの低い食べ物を食べて物理的にお腹を満腹ににする方法です。
これもダイエットには有効な方法ですが、食べたときは満腹感を感じますが、時間がたつと早めにお腹がすいてきます。
次の食事までに我慢できれば、ダイエット効果は大きいです。
しかし、食欲が強い人は、お腹がすけば間食してしまいます。
これでは、低カロりーの食べ物を食べても意味がありません。
それに食べるときは量的にたくさん食べているので胃は大きいままです。
これでは胃は小さくなりません。
胃を小さくするには、これの逆のことをします。
カロリーの高い食べ物を少量食べるのです。
食べた時は、全く満腹感を感じず物足りなさを感じてしまいます。
しかし、時間がたつと普通の感じになります。
空腹感を感じるまでに時間がかかります。
これを続けていくと胃が小さくなります。
胃は実際には小さくなりません。
胃は風船のような感じで伸び縮します。
いつもお腹一杯食べていると風船を一度膨らませると空気を抜いても伸びてしまうのと同じように胃も伸びてしまいます。
いつも少ない量を食べていると胃が縮んだままで皮膚が固くなり少ない量でも満腹感を感じるようになります。
これが胃を小さくするということです。
どうしても食欲を抑えれない
どうしても食欲を抑えれない人にはサプリメントを使用するという方法があります。
サプリメントには、食欲を抑えるような成分を含んだものもたくさんあります。
海外製には、即効性があるものもありますが副作用の心配もあるので注意が必要です。
安心できるのは機能性表示食品のサプリメントです。
機能性表示食品は、科学的に根拠が証明され、国が認めているものなので効果もあり安心できると思います。
気になるサプリメントは、最近販売されたばかりの「シボヘール」というサプリメントです。
「シボヘール」は葛の花由来イソフラボンが主成分です。
葛の花由来イソフラボンは、生活習慣対策の研究でたまたま見つかった成分で次のような効果が見られました。
脂肪の合成を抑える
脂肪の分解を促進する。
脂肪の燃焼を促進させる。
まとめ
実際のところ、人は食欲はなくなりません。
今体重を維持している人は、それなりに今以上太らないように食べる量を調整しているはずです。
肥満の人でも痩せている人でも体重が維持していれば同じです。
ということは痩せている人でも太る危険はいつでもあることになります。
私も料理番組やギャル曽根がテレビにでてたくさん食べているといくら食べても太らない体質になりたいと思ったことは何度もあります。
しかし、食欲を抑えるということは最終的にはなれることしかないのです。
いつまでもサプリメントや置き換え食品などを続けるのはよくないと思います。
バランスよく色々なものを適量食べるのが一番健康的です。
どうしても食欲を抑えられない人には、補助的にするのがいいのではないでしょうか。