基礎代謝を上げて太りにくい身体を作る。
基礎代謝を上げてリバウンドしにくい身体にする。
というような基礎代謝を上げる方法はすべて???クエスションです。
よく紹介されている基礎代謝を上げる方法はすべて一時的なことでじっとしていても消費カロリーが上がる方法ではありません。
基礎代謝を上げようと思ったら体重を増やすしか方法はありません。
今言われている基礎代謝を上げる方法はすべて???クエスションです。
しかし、その方法は、すべてダイエットには有効な方法です。
目次
基礎代謝とは
代謝とは、食べ物から吸収したエネルギーを使うことを言います。
代謝には、基礎代謝、生活活動代謝、DIT(食事誘発性熱産生)の3つがあります。
生活活動代謝は、体を動かして使うエネルギーのことで運動などがこれに当てはまります。
DIT(食事誘発生熱産生)は、食べ物を食べた時に発生する熱のことです。
ちょっと気になる事
食べ物を噛むときのエネルギーはどっちになるんだろう。
胃を動かすエネルギーはどっちになるんだろう。
その他の消化器官はどっちなんだろう。
肝臓は基礎代謝に入るらしい。
基礎代謝は、何もしなくても使うエネルギーのことです。
人は何もしなくても、息をしたり心臓が動いたり、脳を使ったりするエネルギーのことです。
ちょっと気になる事
勉強したり考えている時の脳は生活活動代謝?
緊張して心臓が早くなるのは生活活動代謝?
基礎代謝は、横になってリラックスして何も考えてない時の生きるために必要なエネルギーです。
それぞれの代謝のエネルギーを使う割合は、基礎代謝70%、生活活動代謝20%、DIT10%と言われています。
スポーツしている人は生活活動代謝が増えると思います。
基礎代謝は、体重に比例する。
体重1㎏当たりの基礎代謝は、年齢とともに下がる。
基礎代謝は、女性より男性が高い。
というようになっています。
筋肉量はここでは無視されています。
今言われている基礎代謝を上げる方法
筋肉を増やす。
基礎代謝を上げるためには筋肉を増やせばいいよ多くの人が言っています。
しかし、筋肉は1㎏で基礎代謝は13kcalと言われています。
13kcalはご飯なら約8gで牛肉なら2.7gの量でしかありません。
筋肉を増やしても基礎代謝はほとんど影響はないのです。
筋肉をつけるということは運動するということですから運動する消費カロリーの増加がダイエットには効果があります。
アスリートは、普通の人の何倍もの食事をしますが、太らないのは運動による消費カロリーがすごいからです。
しかし、運動でダイエットするには結構頑張らないと成果はでません。
1㎏痩せるのに7200kcalの消費が必要と言われています。
ランニングで消費カロリー=体重(㎏)×距離(㎞)で出すことができます。
体重50㎏の人が10㎞走ると500kcalの消費になります。
約70g減量できます。
このように運動でダイエットするためには長期間続ける必要があります。
ショウガや唐辛子を食べる。
ショウガや唐辛子には、身体を温める効果があります。
身体が温まると汗をかいて消費カロリーは上がりますが、これも一時的なことで基礎代謝をあげることはできません。
生のショウガは熱を下げる働きがあり、熱を加えたショウガは身体を温める働きがあるので、ダイエットには熱を加えたショウガが効果がありそうです。
他の基礎代謝を上げる方法は、生活を正しくする、腸の働きを整える、体を柔らかくするなどがあります。
健康的な生活をすれば基礎代謝は上がりますというようなものです。
寝ているだけで食べる量を1.5倍にしても太らないというような基礎代謝を上げる方法は存在しません。
基礎代謝が上がれば、太りにくい身体になるのは間違いないですが基礎代謝を上げる方法は今のところないのです。
痩せの大食い
痩せの大食いという言葉があります。
あの人は、いつもたくさん食べているのに痩せているという人はたくさんいます。
大食い大会に出てくるような人はここでははずします。
ギャル曽根のような特殊な体質もいるようですが、多くのそういう人は、吐いているそうです。
普通の人でも体質に特殊な人はいるかもしれませんが、太っている人はよく見ればたくさん食べています。
たくさん食べている人で痩せている人は、よく見ればよく動いているか思っているほど食べてないことが多いです。
まとめ
基礎代謝を上げるには体重を増やすしか方法はありません。
基礎代謝を上げて太りにくくするというのは、全く逆のことを言っているようなものです。
筋肉を付けること自体は、基礎代謝は上がりませんが、その過程の運動で消費カロリーを上げています。
筋肉を付けるというのはダイエットに有効になります。
基礎代謝を上げて太りにくくするというのは、何かの勘違いで、基礎代謝は上がらないのです。
このことを理解してないとダイエットに失敗する可能性はあります。
ダイエットは継続しないとできないのです。