チョコレートは甘く、カカオの独特な香となめらかな食感で何とも言えない心地よい感じがします。
子どもの時は、チョコレートをお腹一杯食べた夢も見たことあるし、チョコレートは自分の中ではトップクラスのおやつの部類にはいります。
チョコレートは食べると太るというイメージがありますが、食べ方によっては太らず、しかもダイエットにも効果が期待できます。
目次
チョコレートの太らない食べ方
チョコレート食べても太らない食べ方は、たくさん食べないことです。
たくさん食べても、それなりに食事の量を少なくすれば太りません。
食事する30分前に1粒でも食べると食慾を抑える効果があるので食べる量が少なくなる可能性があります。
できればカカオ70%以上のチョコレートが好ましいです。
カカオにはポリフェノールが豊富に含まれていて食物繊維も含まれています。
チョコレートを食べて便通がよくなったという人もいるくらいです。
食べ過ぎるとよくない理由は、甘いチョコレートは糖分が多く含まれています。
カカオ100%チョコレートは甘いチョコレートよりも脂肪が多くカロリー約540Kcalもあります。
甘いチョコレートにしてもカカオの含有量の多いチョコレートでも食べ過ぎると太ってしまいます。
チョコレートの太らない食べ方は、食事の30分前に食べることと食べ過ぎないことです。
目安は50gほどです。
チョコレートの栄養と効果
チョコレートには、ポリフェノールやテオブロミン、食物繊維などが含まれそれぞれの効果は次のようになります。
ポリフェノールの効果
ポリフェノールは植物に含まれる苦みや渋み、色素などの成分をことです。
チョコレートの主成分であるカカオマスには、カカオポリフェノールが3.6%ほど含まれています。
ポリフェノールが多いと言われているブルーベリーでも0.3%ほどです。
赤ワインでも0.23%ほどなのでカカオマスにポリフェノールが多いのが分かると思います。
HDLコレスてロールを増やす
コレステロールにはHDLコレスてロールとLDLコレステロールがあり、LDLコレステロールが多いと参加してマクロファージを食べてしまいます。
マクロファージは、体外からはいってきた細菌やウイルスを殺してしまう働きがあります。
マクロファージが少なくなると免疫力が弱まり病気にかかりやすい身体になります。
HDLコレスてロールは善玉コレステロールと言われ体内の過剰なコレステロールを肝臓い戻す働きがある。
また、LDLコレステロールの酸化を抑制する働きもあると考えられています。
血圧の低下、動脈硬化の予防
LDLコレステロールが活性酸などによる酸化によって血管内の細胞が炎症が起きると言われています。
血圧の高い人は血管内部に炎症が起きて血管の流れを妨げ、血圧が上がります。
ポリフェノールは、血管の炎症を軽減し血液の流れを良くする効果も期待できます。
テオブロミンの効果
テオブロミンはカカオのみに含まれている成分で脳を活性化して集中力や記憶力が上がる働きがあります。
カフェインと同じような効果もあり緊張を和らげリラックスさせる効果があるようです。
チョコレートを食べて何となく気分が良いのもこの成分のお蔭かもしれません。
食物繊維の効果
食物繊維は、カカオマスに16%も含まれています。
食物繊維は、腸内環境を整え便通を良くする効果があることが分かっています。
腸内環境が整えば、身体の様々な良い効果が期待できます。
便通がよくなるとダイエットも期待できます。
ミネラル、ビタミン
ミネラルやビタミンは身体に必要な成分です。
特にミネラルは摂取量が減少している傾向にあります。
脂肪はオレイン酸
カカオに含まれるオレイン酸は血液中のコレストロールを減少させ生活習慣病を予防する効果があります。
ダイエットに効果的な食べ方
効果的なチョコレートはカカオマス70%以上のチョコレートです。
それ以下のチョコレートは糖分が多いので避けた方がいいです。
チョコレートを食べるというよりカカオマスを食べるイメージです。
今までの食事を変えずにチョコレートを食べてもダイエットの効果はありません。
血圧が下がったりリラックスの効果はあります。
ダイエットに効果のある食べ方は、食事30前に食べることです。
食事30前に食べることで食欲が少し抑えられます。
食べる量は1日50g程度で3回に分けて食べます。
カカオマスの多いチョコレートは脂肪分もそれなりに多いのでカロリーも高めです。
食べ過ぎると逆に太る可能性があります。
それなりに他の食事を少なくせればいいですが、栄養バランスが悪くなるのであまりお勧めはできません。
食事の量が元と同じなら効果がないので、食べる量を少なくする必要があります。
チョコレートばかり食べて痩せているという人は、1日の摂取カロリーも少なくなっています。
まとめ
カカオマス含有量の多いチョコレートは、身体に良いことは分かりました。
しかし、結果として食べ過ぎはやっぱり太ってしまうという事でした。
カカオ100%のチョコレートはメチャクチャ苦いですから食べようと思ってもそんなに食べれるものではありません。
苦みは本来、毒の味ということで苦い物を好んで食べるのは動物では人間だけだといいます。
動物では、肉食動物は苦い物は全く食べず、草食動物など弱い動物ほど苦みには鈍感であるのです。
草食動物は、いつも肉食動物に襲われるか分からないのでいつも周りを気にして緊張し、ストレスを溜めている状態です。
人も、子どもの時は苦味が苦手で大人になると平気になってきます。
苦味には、ストレスを和らげる効果があるようでストレスの多い人ほどカカオの苦味が効果的に働くのかもしれません。
ストレスはダイエットの妨げになることもあります。
チョコレートを食べてストレスを和らげ、食欲も正常になれば太らなくてすみます。