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太りにくい食べ方

太りにくい美味しいそうめんの食べ方

投稿日:2016年10月6日 更新日:

そうめんは夏場に食べる人がほとんどです。

昔であれば、あっさりしてヘルシーだと思われていましたが、最近はカロリーが高く反対に太ってしまうと思っている人も多いようです。

しかし、この考えは勘違いから来ていることがほとんどです。

しかも食べ方によっては、ダイエットになる可能性もあります。
 



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目次

そうめんが太ると言われる原因と勘違い

そうめんが太ると言われる原因は、カロリーにあります。

そうめんの商品の表示を見ると100g当たり約340gもあります。

ご飯であれば100g当たり252gです。

これを見ればそうめんはやっぱりカロリーが高いと思うかもしれません。

しかし、そうめんの商品の表示は、乾麺の時のカロリーです。

そうめんは茹でて食べるのでご飯と比べるとそれほどカロリーは高くありません。

日本食品標準成分表で茹でたそうめんを見ると100g当たり127kcalです。

ご飯は茶碗1杯が約150gなので252kcalになります。

そうめんは乾麺の状態で1人前が約100g(茹でると200gになる)なので254kcalになります。

するとそうめん1人前とご飯茶碗1杯が同じくらいになります。

これでそうめんはカロリーはそれほど高くないことが分かります。

そうめんを食べる時は、おかずは余り食べませんが、それにそうめんは余り噛まないので食べる量が増えてしまいます。

それでも、ご飯であればおかずも一緒に食べるのでカロリーはご飯の方が高くなります。

そうめんは乾麺を200gも茹でれば、そうとうお腹いっぱいになります。

カロリー的には全く多いことはありません。
 

太らない美味しいそうめんの食べ方

そうめんは茹でたてが一番美味しく食べることができます。

茹でて時間が経つと麺がのびて美味しくありません。

しかし、そのまま食べると今までと同じで太らないことにはなりません。

そこでもう一工夫します。

レジスタントスターチというのを聞いたことはありませんか。

 

レジスタントスターチとは

レジスタントスターチは、冷ご飯など冷たい炭水化物に含まれるデンプンです。

消化されないデンプンで、テレビでも何度も紹介されたことがあります。

分かる人はピンとくると思いますが、レジスタントスターチを始めて聞いた人の為にもう少し説明します。

レジスタントスターチは、消化されずに大腸まで行きます。

すると大腸の善玉菌のエサになります。

善玉菌のエサは食物繊維もエサになりますが、レジスタントスターチのほうがより好みだそうです。

それで、善玉菌が増え、腸内環境が整いお通じがよくなり、さまざまな体調にいい影響を与えます。

ご飯の方がレジスタントスターチが多いのですが、いつも冷たいご飯は嫌ですよね。

それに対してそうめんは、冷やして食べるのでレジスタントスターチを摂るのにもってこいの食べ物なんです。

しかし、レジスタントスターチは4、5℃で12時間以上冷やす必要があります。

しかも一度熱を加えると無くなってしまいます。

冷ご飯も温めなおすとレジスタントスターチは無くなってしまうんですね。

そうめんは、茹でてから12時間以上冷蔵庫で冷やす必要があります。

普通に茹でていては、12時間もおいて置けば完全に伸びていしまいます。

それでも冷たくて美味しいですが、コシがある方がいいですよね。

 

そうめんのコシを長持ちさせる方法

このそうめんの茹で方は、すぐに食べる場合には向いていません。
翌日も美味しく食べる茹で方です。

そうめんのコシを長持ちさせる方法はそれほど難しくはありません。
スピードが大事になります。

そうめんは、製造年月日が古いほどいいです。
古い方が固くなるのでコシが残りやすいです。

そうめんを茹でる前に氷を多めに用意しておきます。

そうめんを茹でます。

この時の水の量はそうめんの20倍以上の水がある方がいいです。

乾麺が100gなら水は2リットル以上です。

麺はあまり多くない方がうまくいきます。

まず、火は強火で水を沸騰させその中にそうめんをパラパラ入れます。

なるべく固まらないように入れます。

お湯が沸騰してお湯がこぼれそうになると火を弱めてこぼれないようにします。

差し水はしてはいけません。

こぼれない程度で、できるだけ強火がいいです。

固めに茹でます。

目安は、そうめんを入れ再び沸騰してから約1分ほどです。

茹であがると素早くお湯を切って水道水で混ぜながら冷やします。

手で触られるほどに冷えると氷水にそうめんをつけます。

そうめんが茹で上がってからできるだけ早く氷水で冷やしてください。
水が冷たいほどいいです。

そうめんが十分に冷えると水を切ってください。

水を切ると冷蔵庫で冷やします。

ここまでをできるだけ早くするのが、コシを長く持たせるコツです。

麺の量が少ないほどやり易いし、うまく行きやすいです。

麺が多いと時間がかかってしまうので失敗する可能性は高くなります。

これがうまくいくと翌日食べてもそうめんのコシは残っています。

これでレジスタントスターチのある太りにくいそうめんができ、しかもコシのある美味しいそうめんの出来上がりです。
 

まとめ

最近のそうめんのは太るという人が多いですが、このようにすればダイエット効果もあるかもしれません。

しかも腸内環境も整えてくれ、夏の食欲のない時でも安心してそうめんを食べることができます。

私は、そうめんを翌日も美味しく食べれる方法は知っていましたが、レジスタントスターチのことは最近知ったので、そううめんが好きな人には朗報だと思って紹介しました。



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